7/3の開催に向けて一ヶ月をきりました。
ここで、企画発案者でもある「Joni Karanka(ジョニー・カランカ)」からの伝言が届きました。
日本参加者へ向けてのメッセージになります。
ストラヴァガンザーは、最初怒りの反応として始まりました。
写真を撮った りプリントしたりするのは、安易になったにもかかわらず、展示をするには、たくさんの乗り越えなくてはならない問題がまだまだ残って います。
展示をするためにかかる費用は、しばしば写真家の頭を悩ませるため、ある写真家の作品は埃だらけのダンボール箱に封じ込められたままになっていたり、ある写真家はインターネット上で作品を公開するしか誰かに見てもらう機会がない、というのはよくある事です。
私はこのアンバランスな状態をなんとか改善しなければならないと思い、写真を郵送してくれるようイ ンターネットで呼びかけを始めました。
回を重ねる毎にストラヴァガンザーは大きくなりましたが、信念は初回のまま。
つまり、誰にでもオープンに し、写真家の負担を最小限にし、写真を素朴に楽しむという信念。
ストラヴァガンザーはおそらくインフォーマルな精神のイベントです。
ストラヴァガンザーはフォトクラブでもなく、競争もなく、小さなインスピレーションを見出す喜びだけがあります。
ストラヴァガンザーは忘れられた場所(ダンボール箱など)から写真を引き出し、イ ンターネットに浮かぶイメージに現実性を与えるイベントです。
ストラヴァガンザーはベニューからベニューへ、国から国へ徘徊し続ける 限り、そこに写真の生命を印し続けるでしょう。
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